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認定こども園まゆみぷらす

まゆみぷらすにっき

だんごさし

小正月行事の『だんごさし』を行いました。
まゆみの年長児と一緒に、ぷらすの幼児部・乳児部みんなで、団子を作りました。
上新粉をお湯でこねて、棒状に伸ばし、保護者の方に切ってもらったものをまるめます。
乳児部のお友達は、幼児部のおにいさん、おねいさんに団子のまるめ方を教えてもらいました。
みんなでまるめた、たくさんの団子を茹でて、粉をまぶし、木にさしました。
赤と白の団子が、枝いっぱいに飾られ、賑やかな団子の木ができました。
そのあと、ゆでただんごの汁を、園庭のフェンスのまわりにまきました。

だんごさしの由来
だんごさしとは、小正月(旧1月15日)に行われる行事で、米の粉でだんごを作り、これを「みずき」という木に花を咲かせたように飾ります。
 だんごさしの起源は定かではありませんが、五穀豊穣を祈念したもので、古書などによると第16代仁徳天皇の頃より始まったと伝えられています。
 15日にさしただんごは、20日の朝に取り払い、飾られただんごは保存食として珍重しました。団子を木からはずし、紙袋などに入れ貯えておき、夏、山仕事や畑仕事など1日中でかけるときのお弁当やおやつとして持参したそうです。また、落ち葉を集めて狐色にこんがり焼いたり、だんごを油で揚げたり、焼いて砂糖や醤油で味付けして食べるなど、いろいろな工夫で楽しい食べ物にしました。そしてだんごをゆでた汁をまくとそのゆで汁に小さな虫が群がり、その虫を食べにねずみが集まり、これを狙って蛇が来て満腹になり家の中まで入ってこないということです。